関西に引っ越してしまった友達がふらりと東京にやって来たので、一緒に国立新美術館でやっているルノワール展を見に行ってきました。
ルノワールの「絵画には憎しみや悲しみ、醜いことなど一つとして必要ない」という信念で描かれた、見ている人が思わず幸福になってしまうような絵が好きです。年代によって少しずつ作風が異なってはいるのだけれど、作品の前に立つと感じる、熱を帯びたような圧倒的な力や(本当に涙が出そうになる)、自分の描くものがいいのか悪いのか自分で分からなくなっても本当にやむを得なかった場合を別にして一日だって描かない日はなかった、という生き方、残した言葉に惹かれる人が多いから、日本でもこんなに人気があるのでしょうね。金曜だったせいか、結構混んでいました。
私がいちばん思い入れを持っている作品は残念ながら今回来ていなかったのだけれど、好きな友達と一緒に見に行けてよかったです。そしてその後ミュージアムショップ『スーベニアフロムトーキョー』で大興奮して(ここに行って何も買わずにいられたためしがない!)、お昼に逢ったのに朝5時まで一緒にいちゃいました。他の子も合流して、声が枯れるほど話して、久々に遊び倒したなー。楽しかった、ありがとね。