昔、何人かでフリーペーパーをつくったり、お店をやったりすることに憧れていた。
それは、誰かが誰かを手伝う、とかではなくて、運命共同体的に、一緒に何かをすることに。でも、私は残念ながらそういう性格ではなかったのか、いつも「ひとり+不特定の誰かしら」ではあったけれど、ふたりやさんにんになることはなかった。
これはフリーペーパーやお店の話ではないのだけれど、未知なる道でもっと頑張りたいと思う時、話しながらすすめられることの心強さに気づく。それは甘えではなくて、ひとさじの勇気と、ひとりの時には見えない思考の展開が、あまりに、煌めいて見えたから。
今年になって、急に、すべるように動き出したいろいろなことが、私にもう一度夢を見せてくれているから、そんなことを思ったのかもしれない。